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不用意
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ふようい
ふりがな文庫
“
不用意
(
ふようい
)” の例文
大風
(
おほかぜ
)
は
突然
(
とつぜん
)
不用意
(
ふようい
)
の
二人
(
ふたり
)
を
吹
(
ふ
)
き
倒
(
たふ
)
したのである。
二人
(
ふたり
)
が
起
(
お
)
き
上
(
あ
)
がつた
時
(
とき
)
は
何處
(
どこ
)
も
彼所
(
かしこ
)
も
既
(
すで
)
に
砂
(
すな
)
だらけであつたのである。
彼等
(
かれら
)
は
砂
(
すな
)
だらけになつた
自分達
(
じぶんたち
)
を
認
(
みと
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
蛾次郎
(
がじろう
)
にしてはくやしまぎれの
不用意
(
ふようい
)
にでたことばであったかもしれないが、小文治はおどろいた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不用意
(
ふようい
)
に
入
(
い
)
ると
窒息
(
ちつそく
)
して
死
(
し
)
ぬ
恐
(
おそ
)
れがあるので、
先
(
ま
)
づ
蝋燭
(
らうそく
)
の
火
(
ひ
)
をさし
入
(
い
)
れる
必用
(
ひつよう
)
がある。
人足
(
にんそく
)
が
一人
(
ひとり
)
進
(
すゝ
)
んで、
穴
(
あな
)
の
中
(
なか
)
に
片手
(
かたて
)
の
火
(
ひ
)
をさし
入
(
い
)
れると、
火
(
ひ
)
は
次第
(
しだい
)
に
小
(
ちいさ
)
く
成
(
な
)
つて、
後
(
のち
)
には、ふツと
消
(
き
)
えた。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
その
結果
(
けつくわ
)
地名
(
ちめい
)
の
改稱
(
かいせう
)
となるが
如
(
ごと
)
きは
甚
(
はなは
)
だ
不用意
(
ふようい
)
なことである。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
“不用意”の意味
《名詞》
用意していないこと。
うっかりしていること。配慮が足りないこと。
(出典:Wiktionary)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“不用”で始まる語句
不用
不用心
不用分
不用物