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上刻
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じやうこく
ふりがな文庫
“
上刻
(
じやうこく
)” の例文
立伊賀亮事
俄
(
にはか
)
に
癪氣
(
しやくき
)
差起
(
さしおこ
)
り明日の所
全快
(
ぜんくわい
)
覺束
(
おぼつか
)
なく候間
萬端
(
ばんたん
)
宜敷御頼み申也と云
送
(
おく
)
り
部屋
(
へや
)
へ
引籠
(
ひきこも
)
り居たりける
扨
(
さて
)
其夜も
明
(
あけ
)
辰
(
たつ
)
の
上刻
(
じやうこく
)
と成ば天一坊には八山を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ぞ
祈
(
いの
)
りたるが已に
月
(
つき
)
滿
(
みち
)
て
寛永
(
くわんえい
)
三年三月十五日の
子
(
ね
)
の
上刻
(
じやうこく
)
に玉の如くなる
男子
(
なんし
)
を誕生し澤の井
母子
(
おやこ
)
の悦び
大方
(
おほかた
)
ならず天へも
昇
(
のぼ
)
る
心地
(
こゝち
)
して
此若君
(
このわかぎみ
)
の
生長
(
せいちやう
)
を待つより外は
無
(
なか
)
るべし
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蒙り又天一坊吟味中越前が申
詞
(
ことば
)
は小石川御館樣の御
言葉
(
ことば
)
と心得よとの御意なり
然
(
され
)
ば次右衞門其方は只今より八山へ到り
明日
(
みやうにち
)
辰
(
たつ
)
の
上刻
(
じやうこく
)
天一坊に越前が役宅へ參り候樣申參べし必ず町奉行の威光を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“上刻”の意味
《名詞》
かつて使用された時刻で一刻を三つに分割した最初の時刻。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟