“じやうこく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ジヤウコク
語句割合
上刻100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立伊賀亮事にはか癪氣しやくき差起さしおこり明日の所全快ぜんくわい覺束おぼつかなく候間萬端ばんたん宜敷御頼み申也と云おく部屋へや引籠ひきこもり居たりけるさて其夜もあけたつ上刻じやうこくと成ば天一坊には八山を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いのりたるが已につき滿みち寛永くわんえい三年三月十五日の上刻じやうこくに玉の如くなる男子なんしを誕生し澤の井母子おやこの悦び大方おほかたならず天へものぼ心地こゝちして此若君このわかぎみ生長せいちやうを待つより外はなかるべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
蒙り又天一坊吟味中越前が申ことばは小石川御館樣の御言葉ことばと心得よとの御意なりされば次右衞門其方は只今より八山へ到り明日みやうにちたつ上刻じやうこく天一坊に越前が役宅へ參り候樣申參べし必ず町奉行の威光を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)