“じょうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上刻66.7%
上谷20.0%
上国6.7%
城国6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なに、手はずに変わりがあるものかね。集まるのは羅生門らしょうもん、刻限は上刻じょうこく——みんな昔から、きまっているとおりさ。」
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この日から先、彼は世を見限って、上谷じょうこく閑野かんやにかくれてしまった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金の出るのは国が上国じょうこくだからでございます。その金の出ますうちにもこの辺では雨畑山あまはたやま保村山ほむらやま鳥葛山つづらやまなんというのが昔から有名なのでございます。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一年のうちに幾つという城国じょうこくがぞくぞく滅亡し去った。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)