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三條
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さんでう
ふりがな文庫
“
三條
(
さんでう
)” の例文
新字:
三条
「
夫
(
それ
)
で
何處
(
どこ
)
に」と
宗助
(
そうすけ
)
が
聞
(
き
)
いたとき、
彼
(
かれ
)
は
自分
(
じぶん
)
の
今
(
いま
)
泊
(
とま
)
つてゐる
宿屋
(
やどや
)
の
名前
(
なまへ
)
を、
宗助
(
そうすけ
)
に
教
(
をし
)
へた。それは
三條
(
さんでう
)
邊
(
へん
)
の三
流位
(
りうぐらゐ
)
の
家
(
いへ
)
であつた。
宗助
(
そうすけ
)
は
其
(
その
)
名前
(
なまへ
)
を
知
(
し
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
二人
(
ふたり
)
は
毎晩
(
まいばん
)
の
樣
(
やう
)
に
三條
(
さんでう
)
とか
四條
(
しでう
)
とかいふ
賑
(
にぎ
)
やかな
町
(
まち
)
を
歩
(
ある
)
いた。
時
(
とき
)
によると
京極
(
きやうごく
)
も
通
(
とほ
)
り
拔
(
ぬ
)
けた。
橋
(
はし
)
の
眞中
(
まんなか
)
に
立
(
た
)
つて
鴨川
(
かもがは
)
の
水
(
みづ
)
を
眺
(
なが
)
めた。
東山
(
ひがしやま
)
の
上
(
うへ
)
に
出
(
で
)
る
靜
(
しづ
)
かな
月
(
つき
)
を
見
(
み
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
條
部首:⽊
11画
“三條”で始まる語句
三條大路