三四日さんよつか)” の例文
レニエ氏も何時なんどき夏季の旅行に出掛けるか知れないし、其処そこへ僕達夫婦が小林萬吾石井柏亭両君と一緒に英国へ遊ぶ日も三四日さんよつかのちに迫つたので
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
らそれほどでねえとおもつてたが三四日さんよつかよこつたきりでなあ、それでも今日等けふらはちつたあえゝやうだからこのぶんぢやすぐけえすかともおもつてんのよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
もつと最後さいご三四日さんよつかおけ宗助そうすけはや安井やすゐひたいとおもふよりも、すこ事情じじやうがあるから、失敬しつけいしてさきつとわざ/\通知つうちしながら、何時迄いつまでつてもかげせないかれ安否あんぴ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)