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三切
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みきれ
ふりがな文庫
“
三切
(
みきれ
)” の例文
盆の上に焼き余りの餅が
三切
(
みきれ
)
か
四片
(
よきれ
)
載
(
の
)
せてあった。網の下から小皿に残った醤油の色が見えた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
器
(
うつは
)
はたとへ、
蓋
(
ふた
)
なしの
錻力
(
ブリキ
)
で、
石炭
(
せきたん
)
臭
(
くさ
)
い
菜
(
さい
)
が、
車麩
(
くるまぶ
)
の
煮
(
に
)
たの
三切
(
みきれ
)
にして、「おい
來
(
き
)
た。まだ、そつちにもか——そら
來
(
き
)
た。」で、
帆木綿
(
ほもめん
)
の
幕
(
まく
)
の
下
(
した
)
に、ごろ/\した
連中
(
れんぢう
)
へ
配
(
くば
)
つたにせよ。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
盆
(
ぼん
)
の
上
(
うへ
)
に
燒
(
や
)
き
餘
(
あま
)
りの
餠
(
もち
)
が
三切
(
みきれ
)
か
四片
(
よきれ
)
載
(
の
)
せてあつた。
網
(
あみ
)
の
下
(
した
)
から
小皿
(
こざら
)
に
殘
(
のこ
)
つた
醤油
(
しやうゆ
)
の
色
(
いろ
)
が
見
(
み
)
えた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方