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一分間
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いつぷんかん
ふりがな文庫
“
一分間
(
いつぷんかん
)” の例文
七、
大地震
(
だいぢしん
)
に
當
(
あた
)
り
凡
(
およ
)
そ
最初
(
さいしよ
)
の
一分間
(
いつぷんかん
)
を
凌
(
しの
)
ぎ
得
(
え
)
たら、
最早
(
もはや
)
危險
(
きけん
)
を
脱
(
だつ
)
したものと
見做
(
みな
)
し
得
(
え
)
られる。
餘震
(
よしん
)
恐
(
おそ
)
れるに
足
(
た
)
らず、
地割
(
ぢわ
)
れに
吸
(
す
)
ひ
込
(
こ
)
まれる
事
(
こと
)
はわが
國
(
くに
)
にては
絶對
(
ぜつたい
)
になし。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
大地震
(
だいぢしん
)
に
遭遇
(
そうぐう
)
して
最初
(
さいしよ
)
の
一分間
(
いつぷんかん
)
を
無事
(
ぶし
)
に
凌
(
しの
)
ぎ
得
(
え
)
たとし、
又
(
また
)
餘震
(
よしん
)
や
地割
(
ぢわ
)
れは
恐
(
おそ
)
れるに
足
(
た
)
らないものとの
悟
(
さと
)
りがついたならば、
其後
(
そのご
)
災害防止
(
さいがいぼうし
)
について
全力
(
ぜんりよく
)
を
盡
(
つく
)
すことが
出來
(
でき
)
よう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
かくして
最初
(
さいしよ
)
の
一分間
(
いつぷんかん
)
を
凌
(
しの
)
ぎ
得
(
え
)
たならば、
最早
(
もはや
)
不安
(
ふあん
)
に
思
(
おも
)
ふべき
何物
(
なにもの
)
も
殘
(
のこ
)
さないはずであるが、
唯
(
たゞ
)
これに
今一
(
いまひと
)
つ
解説
(
かいせつ
)
して
置
(
お
)
く
必要
(
ひつよう
)
のあるものは、
地割
(
ぢわ
)
れに
對
(
たい
)
して
誤
(
あやま
)
れる
恐怖心
(
きようふしん
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“一分間”で始まる語句
一分間位
一分間以内