“連戻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つれもど50.0%
つれもどし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きゝはなはねたましく思ひ其事柄そのことがらを主人へつげければ不義ふぎいへ法度はつとなりとて兩人共いとまとなりしかば右膳は女を親許おやもとよりもらうけ古郷こきやうの奈良へ連戻つれもどりしに父は大いに立腹りつぷくなし勘當せしかばやむ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
富士詣ふじまうでの下向げかうみぎり駕籠坂かごさかたうげにて始めて出會であひなんぢしなんと云を不便ふびんに思ひ連戻つれもどり我が宿に差置六七年やしなおきし中其恩義をわすれ我が女房と密通みつつうなし此條七を追出し田地家屋敷やしき家財迄かざいまでうばひ取んと謀計はかり白鳥はくてう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)