“ピツチ”の漢字の書き方と例文
語句割合
投手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其處そこ米艦べいかん「オリンピヤ」がう投錨とうべうせるをば、此方こなた武村兵曹たけむらへいそう投手ピツチとして、彼方かなたおと名高なだかきチヤーチの一軍いちぐん華々はな/″\しき勝敗しようはいけつせんことを。
櫻木大佐さくらぎたいさ今年ことし三十三さい海軍大佐かいぐんたいさであるが、日本人につぽんじんにはめづらしいまでかゝる遊戯スポルト嗜好すきこのんで、また仲々なか/\達者たつしやである、むかし投手ピツチ大撰手チヤンピオンとして、雄名ゆうめいその仲間なかまにはかくれもなかつたさう
武村兵曹たけむらへいそう技倆ぎりようはまた格別かくべつで、何處どこ練習れんしうしたものか、てつやううでから九種こゝのつ魔球カーブひね工合ぐあひすさまじいもので、兵曹へいそう投手ピツチにすると敵手あひてになるくみはなく、また打棒バツトれて/\たまらぬので