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ゐなほ
ふりがな文庫
“ゐなほ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
居直
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
居直
(逆引き)
討
(
うつ
)
て
貰
(
もら
)
ふが
能
(
よい
)
と
懇切
(
ねんごろ
)
さうに申
聞
(
きけ
)
又
居直
(
ゐなほ
)
りて御奉行樣私よりも願ひ上ます妹の安は此三次めが殺せしと承まはる上からは
直
(
すぐ
)
にも
打果
(
うちはた
)
すべき
奴
(
やつ
)
なるに
現在
(
げんざい
)
妹の敵と
名乘
(
なのる
)
に
側
(
そば
)
に居ながら手も出されぬ我が身は如何に
口惜
(
くちを
)
しと
齒
(
は
)
がみを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
寝
(
ね
)
て
居
(
ゐ
)
なくてはいけないなんの
病中
(
びやうちう
)
に
失礼
(
しつれい
)
も
何
(
なに
)
もあつたものぢやアないそれとも
少
(
すこ
)
し
起
(
お
)
きて
見
(
み
)
る
気
(
き
)
なら
僕
(
ぼく
)
に
寄
(
よ
)
りかゝつて
居
(
ゐ
)
るがいゝと
抱
(
いだ
)
き
起
(
おこ
)
せば
居直
(
ゐなほ
)
つて。
闇桜
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
と
呟
(
つぶや
)
くのを
機會
(
しほ
)
に、
跨
(
また
)
いだ
敷居
(
しきゐ
)
の
腰
(
こし
)
を
外
(
はづ
)
すと、
窓
(
まど
)
に
肱
(
ひぢ
)
を、
横
(
よこ
)
ざまに、
胸
(
むね
)
を
投掛
(
なげか
)
けて
居直
(
ゐなほ
)
つた。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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