“わんちう”の漢字の書き方と例文
語句割合
灣中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大佐たいさ口吻くちぶりでは、もつと有力いうりよくなる發明はつめいであらうと、樣々さま/″\想像さうぞうえがいてうちに、つひ到着たうちやくしたのは、昨曉さくぎよう大佐たいさ後影うしろかげをチラリとみとめた灣中わんちう屏風岩べうぶいわへん此處こゝで、第一だいいち不思議ふしぎかんじたのは
このいへこと數町すうちやう彼方かなたに、一帶いつたいわんがある、逆浪げきらうしろいわげきしてるが、その灣中わんちういわいわとが丁度ちやうど屏風びやうぶのやうに立廻たてまわして、自然しぜん坩※るつぼかたちをなしてところ其處そこ大佐たいさ後姿うしろすがたがチラリとえた。