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れつでん
○
扶桑略記(巻卅三)〇日本
史(百卅三)の
列伝(五十九)〇菅家御伝記(
神統菅原
陳経朝臣御作正史によられたれば証とすべし)
其余虚実混合したる古今の
書籍枚挙すべからず。
さうして
見ると、
唐書の
列傳に
出てゐる
筈だと
云ふのである。しかし
閭がゐなくては
話が
成り
立たぬから、
兎も
角もゐたことにして
置くのである。
夫の
穰苴の
區區として
小國の
爲めに
師を
行るが
若き、
何ぞ
司馬の
兵法の
(三九)揖讓に
及ぶに
暇あらんや。
世既に
司馬の
兵法多し、
故を
以て
論ぜず、
穰苴の
列傳を
著す。