“よびとめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼留50.0%
呼止25.0%
喚留25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呼留よびとめなされ候やと申に早打ちの侍士莞爾につこと笑ひ御道理ごもつともの御訊問たづね拙者儀は御代替りにつき將軍家の御目代巡見使じゆんけんし松平縫殿頭殿家來牧野小左衞門と申者此度御領内ごりやうない水呑村名主九助一件江戸表へ御差出の御用状持參ぢさん致したり當地重役衆ぢうやくしう御意ぎよいる間所刑しおき者は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
喜内は待てと呼止よびとめなんぢ追行おひゆくとも最早もはや時刻じこくも移りたれば其甲斐有るまじ汝其志操こゝろざしあらばお花に廻りあひし上わが無念を晴しくれよと云うを此世の名殘にて廿八歳を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かうべしと頓々やう/\に決定して立花左仲はやがて支配へ書面を持參ぢさんせんと爲時するとき安間平左衞門は左仲を呼止よびとめ御邊ごへん此書面の趣意を能々はらへ入れ置きもし宮崎内記儀直々ぢき/\御尋ねあらば其時こそ日頃の智辯ちべん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
するとつゞいてお姫様ひめさま玄関げんくわんまで追掛おつかけまゐられて、円朝わたくし喚留よびとめたがうもりゝ々しくツて、なんとなく身体からだちゞあがり、わたくししばられでもするかと思ひました。姫
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)