“ゆうれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幽霊70.7%
鬼14.6%
幽靈7.3%
幽灵2.4%
幽麗2.4%
雄麗2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべすべとふくれてしかも出臍(でべそ)という奴(やつ)、南瓜(かぼちゃ)の蔕(へた)ほどな異形(いぎょう)な者を片手でいじくりながら幽霊(ゆうれい)の手つきで、片手を宙にぶらり。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
汪はまた残りの一つを投げた。それで風も浪もないでしまった。汪はその時父親を鬼(ゆうれい)ではないかと疑った。叟はいった。
汪士秀 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
なぜ己(お)れを殺(ころ)さぬ、殺(ころ)さぬか、己(お)れも三五郎(らう)だ唯(たゞ)死(し)ぬものか、幽靈(ゆうれい)になつても取殺(とりころ)すぞ、覺(おぼ)えて居(ゐ)ろ長吉(ちようきち)めと湯玉(ゆだま)のやうな涙(なみだ)をはら/\、はては大聲(おほごゑ)にわつと泣(な)き出(いだ)す
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なぜ己れを殺さぬ、殺さぬか、己れも三五郎だ唯死ぬものか、幽灵(ゆうれい)になつても取殺すぞ、覚えてゐろ長吉めと湯玉のやうな涙はらはら、はては大声にわつと泣き出(いだ)す
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
幽麗(ゆうれい)なる孟宗(もうそう)竹林を象徴的に描いたる上下幕の前で演ぜられる。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
それは私と美校を出て朝鮮の中等学校の教師をしている青木雄麗(ゆうれい)とマダム丘子——病室の入口には白い字で「広沢丘子」と書いてあったけれど、皆んなマダム、マダムと呼んでいた。