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やせ
ふりがな文庫
“やせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヤセ
語句
割合
痩
72.2%
瘠
15.1%
八瀬
9.5%
矢背
0.8%
憔悴
0.8%
蒲柳
0.8%
野洲
0.8%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩
(逆引き)
「云いました。たとい
痩
(
やせ
)
浪人の母として、世を細々としのごうとも、お許のごとき悪逆の手先にわが子を仕えさすことはなりませぬ」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やせ(痩)の例文をもっと
(50作品+)
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瘠
(逆引き)
もう一ツ小盥を
累
(
かさ
)
ねたのを両方振分にして
天秤
(
てんびん
)
で担いだ、六十ばかりの
親仁
(
おやじ
)
、
瘠
(
やせ
)
さらぼい、枯木に目と鼻とのついた姿で、さもさも寒そう。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やせ(瘠)の例文をもっと
(19作品)
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八瀬
(逆引き)
羅生門
(
らしょうもん
)
と云う芝居を見ると、頭に花を戴いた
大原女
(
おはらめ
)
が、わたしは一条大宮から
八瀬
(
やせ
)
へ帰るものでござりますると云う処があったが、遠い昔
田舎がえり
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
やせ(八瀬)の例文をもっと
(12作品)
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▼ すべて表示
矢背
(逆引き)
馬琴の『蓑笠両談』二に、丸山応挙に
臥猪
(
ふしい
)
の画を乞う者あり。応挙いまだ野猪の臥したるを見ず心にこれを想う。
矢背
(
やせ
)
に老婆あり
薪
(
たきぎ
)
を負いて
毎
(
つね
)
に応挙が家に来る。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
さて、応挙まことに画の妙手で、
矢背
(
やせ
)
まで出掛ける熱心
熾
(
さか
)
んなれど写した所が病猪と気付かず。またよく長常の彫り癖を暗記したがその悪い癖たるを識らず。人智誠に限りありだ。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
やせ(矢背)の例文をもっと
(1作品)
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憔悴
(逆引き)
皮肉変色
憔悴
(
やせ
)
萎
(
しお
)
れ黄ばんだので、仏
目蓮
(
もくれん
)
をして二竜を調伏せしめた(『根本説一切有部毘奈耶』四四)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
やせ(憔悴)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒲柳
(逆引き)
上外套
(
オウバアコオト
)
を着ながら、なお
蒲柳
(
やせ
)
の見える、中脊の男が答える。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やせ(蒲柳)の例文をもっと
(1作品)
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野洲
(逆引き)
たとえば、
野洲
(
やせ
)
郡と甲賀郡の嘆願組が合流して
水口
(
みなくち
)
に廻ろうとすると、栗田郡の庄屋が戸田村へ出揃って来る。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
やせ(野洲)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
やつ
ヤセ
うらがれ
しょうすい
せうすゐ
みすぼら
やつれ
やみほう
つか
やさか