トップ
>
矢背
>
やせ
ふりがな文庫
“
矢背
(
やせ
)” の例文
馬琴の『蓑笠両談』二に、丸山応挙に
臥猪
(
ふしい
)
の画を乞う者あり。応挙いまだ野猪の臥したるを見ず心にこれを想う。
矢背
(
やせ
)
に老婆あり
薪
(
たきぎ
)
を負いて
毎
(
つね
)
に応挙が家に来る。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
さて、応挙まことに画の妙手で、
矢背
(
やせ
)
まで出掛ける熱心
熾
(
さか
)
んなれど写した所が病猪と気付かず。またよく長常の彫り癖を暗記したがその悪い癖たるを識らず。人智誠に限りありだ。
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
“矢”で始まる語句
矢張
矢
矢鱈
矢庭
矢立
矢絣
矢来
矢先
矢弾
矢筈