“目蓮”の読み方と例文
読み方割合
もくれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
目蓮もくれんが仏に近いほどの高僧になっていたために、すぐに母を地獄から救い出すこともできたのでしょうが、その真似まねはおできにならないで
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
皮肉変色憔悴やせしおれ黄ばんだので、仏目蓮もくれんをして二竜を調伏せしめた(『根本説一切有部毘奈耶』四四)。
わたしは散々考えた末、これは目蓮もくれんの母親らしいな、と想った。あとで一人の和尚が出たから気がついたので、さはいいながら、この役者が誰であるかを知らなかった。
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)