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目蓮
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もくれん
ふりがな文庫
“
目蓮
(
もくれん
)” の例文
目蓮
(
もくれん
)
が仏に近いほどの高僧になっていたために、すぐに母を地獄から救い出すこともできたのでしょうが、その
真似
(
まね
)
はおできにならないで
源氏物語:38 鈴虫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
皮肉変色
憔悴
(
やせ
)
萎
(
しお
)
れ黄ばんだので、仏
目蓮
(
もくれん
)
をして二竜を調伏せしめた(『根本説一切有部毘奈耶』四四)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
わたしは散々考えた末、これは
目蓮
(
もくれん
)
の母親らしいな、と想った。あとで一人の和尚が出たから気がついたので、さはいいながら、この役者が誰であるかを知らなかった。
村芝居
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
中天竺
(
ちゅうてんじく
)
舎衛国
(
しゃえこく
)
に、五種の悪疫が流行した時、
月蓋長者
(
がっがいちょうじゃ
)
が竜宮城から
閻浮檀金
(
えんぶだごん
)
を取り寄せて、釈尊、
目蓮
(
もくれん
)
長者
(
ちょうじゃ
)
と三者が心を合せて鋳造した、阿弥陀如来の霊像といわれた。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
“目蓮”で始まる語句
目蓮尊者