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もつけ
ふりがな文庫
“もつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
勿怪
66.7%
勿化
11.1%
没怪
11.1%
物化
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿怪
(逆引き)
祇園の空を飛んだ若い飛行将校よ、あの折シヨペンハウエルが
万亭
(
まんてい
)
の二階で
流連
(
ゐつゞけ
)
をしてゐなかつたのは君に取つて
勿怪
(
もつけ
)
の
幸福
(
しあはせ
)
であつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
もつけ(勿怪)の例文をもっと
(6作品)
見る
勿化
(逆引き)
落せしかば誠に
勿化
(
もつけ
)
の幸ひなりと悦びながら足を早めて
馳
(
はし
)
る程に
頓
(
やが
)
て鈴ヶ森へぞ
指懸
(
さしかゝ
)
りける斯る所に
並木
(
なみき
)
の蔭より
中形
(
ちうがた
)
縮緬
(
ちりめん
)
の小袖の
裾
(
すそ
)
高
(
たか
)
く
端折
(
はしをり
)
黒繻子
(
くろじゆす
)
の
帶
(
おび
)
を
脊
(
せ
)
にて
堅
(
かた
)
く
結
(
むす
)
び
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の
襷
(
たすき
)
を
懸
(
かけ
)
貞宗
(
さだむね
)
の
短刀
(
たんたう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もつけ(勿化)の例文をもっと
(1作品)
見る
没怪
(逆引き)
木樵躰
(
きこりてい
)
の
件
(
くだん
)
の
老爺
(
ぢゞい
)
は、
没怪
(
もつけ
)
な
顔
(
かほ
)
して
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
もつけ(没怪)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
物化
(逆引き)
その場より貫一の
失踪
(
しつそう
)
せしは、
鴫沢一家
(
しぎさわいつけ
)
の為に
物化
(
もつけ
)
の
邪魔払
(
じやまばらひ
)
たりしには
疑無
(
うたがひな
)
かりけれど、
家内
(
かない
)
は
挙
(
こぞ
)
りてさすがに騒動しき。その父よりも母よりも宮は更に切なる誠を
籠
(
こ
)
めて心痛せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
もつけ(物化)の例文をもっと
(1作品)
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