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みづすぢ
ふりがな文庫
“みづすぢ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水筋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水筋
(逆引き)
小雨
(
こさめ
)
のかゝるやうに、
水筋
(
みづすぢ
)
が
立
(
た
)
つほど、
幾
(
いく
)
らでも、といふ……
半
(
なかば
)
から、
緑蝶夫人
(
ろくてふふじん
)
は
気
(
き
)
を
籠
(
こ
)
めて、
瞳
(
ひとみ
)
を
寄
(
よ
)
せ、もう
一人
(
ひとり
)
は
掌
(
てのひら
)
をひら/\
動
(
うご
)
かし、じり/\と
卓子台
(
ちやぶだい
)
に
詰寄
(
つめよ
)
ると
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
されば
水筋
(
みづすぢ
)
の
緩
(
ゆる
)
むあたり、
水仙
(
すゐせん
)
の
葉
(
は
)
寒
(
さむ
)
く、
花
(
はな
)
暖
(
あたゝか
)
に
薫
(
かを
)
りしか。
刈
(
かり
)
あとの
粟畑
(
あはばたけ
)
に
山鳥
(
やまどり
)
の
姿
(
すがた
)
あらはに、
引棄
(
ひきす
)
てし
豆
(
まめ
)
の
殼
(
から
)
さら/\と
鳴
(
な
)
るを
見
(
み
)
れば、
一抹
(
いちまつ
)
の
紅塵
(
こうぢん
)
、
手鞠
(
てまり
)
に
似
(
に
)
て、
輕
(
かろ
)
く
巷
(
ちまた
)
の
上
(
うへ
)
に
飛
(
と
)
べり。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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