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まばら
ふりがな文庫
“まばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疎
89.8%
斑
8.2%
班
1.0%
疎在
1.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疎
(逆引き)
だんだん木が
疎
(
まばら
)
になって、
木床
(
きどこ
)
峠へ出る往来が近くなった。右手の前方に、桜島が、朗らかな初夏の空に、ゆるやかに煙をあげていた。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
まばら(疎)の例文をもっと
(50作品+)
見る
斑
(逆引き)
路
(
みち
)
は白くぼうとなっていた。右側の
畑地
(
はたち
)
の中に
斑
(
まばら
)
に
建
(
た
)
った農家は寝しずまって、ちょっとした明りも見えなかった。
雀が森の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
まばら(斑)の例文をもっと
(8作品)
見る
班
(逆引き)
世は
漸
(
ようや
)
く春めきて青空を渡る風
長閑
(
のどか
)
に、
樹々
(
きぎ
)
の
梢
(
こずえ
)
雪の衣脱ぎ捨て、家々の
垂氷
(
たるひ
)
いつの間にか
失
(
う
)
せ、軒伝う
雫
(
しずく
)
絶間
(
たえま
)
なく白い者
班
(
まばら
)
に消えて、
南向
(
みなみむき
)
の
藁
(
わら
)
屋根は
去年
(
こぞ
)
の顔を今年初めて
露
(
あらわ
)
せば、
霞
(
かす
)
む
眼
(
め
)
の
老
(
おい
)
も
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
まばら(班)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
疎在
(逆引き)
「ちゃんとわかっているんですかい、おいでなさる
先方
(
さき
)
ってのは。こう寂しくって
疎在
(
まばら
)
でね、
家
(
うち
)
の分りにくい処ですぜ。」と、
煙草
(
たばこ
)
盆は有るものを、口許で
燐寸
(
マッチ
)
を
※
(
ぱっ
)
、と目を細うして
仰向
(
あおむ
)
いて
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
まばら(疎在)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
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