トップ
>
ほゝかぶり
ふりがな文庫
“ほゝかぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
頬被
63.6%
頬冠
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頬被
(逆引き)
すぐ
前
(
まへ
)
なる
橋
(
はし
)
の
上
(
うへ
)
に、
頬被
(
ほゝかぶり
)
した
山家
(
やまが
)
の
年増
(
としま
)
が、
苞
(
つと
)
を
開
(
ひら
)
いて、
一人
(
ひとり
)
行
(
ゆ
)
く
人
(
ひと
)
のあとを
通
(
とほ
)
つた、
私
(
わたし
)
を
呼
(
よ
)
んで、
手
(
て
)
を
擧
(
あ
)
げて、「
大
(
おほき
)
な
自然薯
(
じねんじよ
)
買
(
か
)
うておくれなはらんかいなア。」
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
斯う庭の
面
(
おも
)
を
見詰
(
みつめ
)
ますと、生垣の外に
頬被
(
ほゝかぶり
)
をした男が
佇
(
たゝず
)
んで
居
(
お
)
る様子、
能々
(
よく/\
)
透かして見ますると、飽かぬ別れをいたしたる恋人、
伊之助
(
いのすけ
)
さんではないかと思ったから、
高褄
(
たかづま
)
をとって庭下駄を履き
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ほゝかぶり(頬被)の例文をもっと
(7作品)
見る
頬冠
(逆引き)
「ね、親分、眞面目に聽いて下さい。私は、——斯んな事を言ふと、笑はれると思つて默つて居たんだが、昨夜曲者が逃げる時、
頬冠
(
ほゝかぶり
)
を剥いだはずみに、ほんのちらりと顏を見ましたよ」
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
洗いざらし物ではありますが
双子
(
ふたこ
)
の着物におんなし羽織を
引掛
(
ひっか
)
け、紺足袋に麻裏草履をはいております、顔は手拭で
頬冠
(
ほゝかぶり
)
をした上へ編笠をかぶッてますから能くは見えませんが
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ほゝかぶり(頬冠)の例文をもっと
(4作品)
見る
検索の候補
ほうかむ
ほおかぶ
ほおかぶり
ほおかむ
ほおかむり
ほっかぶ
ほっかむ
ほゝかむ
ほゝかぶ
ほほかぶり