“ほっかむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頬被66.7%
頬冠33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
違う、提灯が動かない霧にすわったままの趣ながら、しずかにやや此方へ近づいたと思うと、もう違うも違いすぎた——そんな、古蓑で頬被ほっかむりをした親爺には似てもつかぬ。
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
重助「お前さん、人のうちへ来て頬被ほっかむりしたなりは酷いじゃアありませんか」
まだ若そうな着流し、弥蔵やぞうが板について、頬冠ほっかむりは少し鬱陶うっとうしそうですが、素知らぬ顔で格子から赤い御神籤を解く手は、恐ろしく器用です。