“びやうちう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
病中75.0%
廟中25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なくてはいけないなんの病中びやうちう失礼しつれいなにもあつたものぢやアないそれともすこきてならぼくりかゝつてるがいゝといだおこせば居直ゐなほつて。
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
得ずと申されければ長庵は病中びやうちうゆゑこゝろに任せず今更いまさら後悔こうくわい仕つり候併し先年中山出雲守樣の御裁許濟さいきよずみに相成候事と申す時越前守殿はつたと白眼にらまれ如何に長庵其方病中にて見送りさへ致し得ぬと申しながら何として其廿八日の未明みめいに平川天神の裏門通りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
唐土たうどむかし咸寧かんねいとき韓伯かんはくなにがしと、王蘊わううんなにがしと、劉耽りうたんなにがしと、いづれ華冑くわちう公子等こうしら一日あるひ相携あひたづさへてきて、土地とちかみ蒋山しやうざんびやうあそぶ、廟中びやうちう数婦人すふじんざうあり、白皙はくせきにしてはなは端正たんせい
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)