トップ
>
ひたたれ
ふりがな文庫
“ひたたれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
直垂
76.6%
戦袍
6.5%
袍
3.9%
直垂衣
3.9%
直衣
3.9%
袍衣
1.3%
直帯
1.3%
素袍
1.3%
錦袍
1.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直垂
(逆引き)
その深夜を
冒
(
おか
)
し、雨を冒して来た客の二人は、二人とも、
直垂
(
ひたたれ
)
から
袴
(
はかま
)
ごし、太刀の緒まで、片袖ずつ、ぐっしょり濡れて坐っていた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(直垂)の例文をもっと
(50作品+)
見る
戦袍
(逆引き)
「
白銀
(
しろがね
)
の
甲
(
よろい
)
、白の
戦袍
(
ひたたれ
)
を着た大将を先頭にし、約二千ばかりの敵が、どこを渡ってきたか、逆襲してきます。——いや、うしろのほうからです」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(戦袍)の例文をもっと
(5作品)
見る
袍
(逆引き)
この日、曹操は、七宝の金冠をいただき、
緑錦
(
りょっきん
)
の
袍
(
ひたたれ
)
を着、
黄金
(
こがね
)
の太刀を玉帯に佩いて、足には、一歩一歩
燦爛
(
さんらん
)
と光を放つ
珠履
(
しゅり
)
をはいていた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(袍)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
直垂衣
(逆引き)
一室のうちで、善信は
法衣
(
ころも
)
を脱いだ。朽葉色の
直垂衣
(
ひたたれ
)
に着かえ、頭には、
梨子打
(
なしうち
)
の
烏帽子
(
えぼし
)
を
冠
(
かむ
)
る——。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(直垂衣)の例文をもっと
(3作品)
見る
直衣
(逆引き)
このとき、次男源大夫判官兼綱、この日紺地の錦の
直衣
(
ひたたれ
)
に
唐綾縅
(
からあやおどし
)
の鎧を着て奮戦していたが、父の危急をみると、ただちにとって返して防ぎ戦った。
現代語訳 平家物語:04 第四巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
ひたたれ(直衣)の例文をもっと
(3作品)
見る
袍衣
(逆引き)
と、まず張遼の手から路銀を贈らせ、なお後の一将を顧みて、持たせてきた一領の錦の
袍衣
(
ひたたれ
)
を取寄せ、それを関羽に
餞別
(
はなむけ
)
せん——とこういった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
張遼は、曹操から早口にいいつけられて路用の金銀と、
一襲
(
ひとかさね
)
の
袍衣
(
ひたたれ
)
とを、あわただしく持って、すぐ後から鞭を打った。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(袍衣)の例文をもっと
(1作品)
見る
直帯
(逆引き)
髪をお
河童
(
かっぱ
)
に、赤い
直帯
(
ひたたれ
)
を着た禿童と呼ばれる面々は、街々の角々で、
一寸
(
ちょっと
)
した
噂
(
うわさ
)
ばなしにさえ、聞耳をたてていた。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
ひたたれ(直帯)の例文をもっと
(1作品)
見る
素袍
(逆引き)
なぜならば馬謖は無色の
素袍
(
ひたたれ
)
を着し、
白革
(
しろかわ
)
の胸当をつけ、いわゆる
喪服
(
もふく
)
していたからである。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(素袍)の例文をもっと
(1作品)
見る
錦袍
(逆引き)
そして自分の
錦袍
(
ひたたれ
)
の袖で、娘の
容顔
(
かんばせ
)
をふいてやった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひたたれ(錦袍)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひたたれ”の意味
《名詞》
鎌倉時代以降武家の男性が着用する衣服。江戸時代には武家の礼服の一つとなる。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うわぎ
せんぽう
センポウ
したたれ
ひたゝれ
ちよつき
なおし
なほし
のうし
すおう