“容顔”のいろいろな読み方と例文
旧字:容顏
読み方割合
かんばせ80.0%
ようがん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中に御台所みだいどころの勝頼夫人は、白い花のような容顔かんばせにややぼうとしてみえるうつつをたたえ、やかたの奥の丸にあるとおりに坐っていた。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いま上げませるおん容顔かんばせ
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
或人あるひと申しけるは、容顔ようがん美麗びれいなる白拍子しらびょうしを、百人めして、——
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)