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容顔
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かんばせ
ふりがな文庫
“
容顔
(
かんばせ
)” の例文
旧字:
容顏
その中に
御台所
(
みだいどころ
)
の勝頼夫人は、白い花のような
容顔
(
かんばせ
)
にやや
茫
(
ぼう
)
としてみえる
現
(
うつつ
)
をたたえ、
館
(
やかた
)
の奥の丸にあるとおりに坐っていた。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いま上げませるおん
容顔
(
かんばせ
)
や
晶子詩篇全集拾遺
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
御年十六歳、さすが歴々の事なれば、
容顔
(
かんばせ
)
麗
(
うる
)
はしく、
肌
(
はだへ
)
は
白雪
(
はくせつ
)
に似たり、
潔
(
きよ
)
さ、余人に優れ、家の名を惜み、父の最期まで心に懸け、比類なきの働き、感ぜぬはなかりけり
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
産後の痩せのまだ回復していない
容顔
(
かんばせ
)
に、危険な感情の血がまざまざ
逆上
(
のぼ
)
っているのである。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして自分の
錦袍
(
ひたたれ
)
の袖で、娘の
容顔
(
かんばせ
)
をふいてやった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“容顔”の意味
《名詞》
容貌。顔つき。
(出典:Wiktionary)
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“容”で始まる語句
容
容貌
容易
容子
容色
容赦
容姿
容喙
容体
容態