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はせつけ
ふりがな文庫
“はせつけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
馳付
50.0%
馳着
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馳付
(逆引き)
振返
(
ふりかへ
)
り樣三刀四刀に切殺せり其中に下女は
表
(
おもて
)
へ
迯出
(
にげいで
)
人殺々々
(
ひとごろし/\
)
と
呼
(
よば
)
はりながら
金盥
(
かなだらひ
)
を
叩
(
たゝ
)
き立てしかば近隣の人々
馳付
(
はせつけ
)
る樣子を見て金を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
落し置是で
好
(
よし
)
迚
(
とて
)
翌朝
領主
(
りやうしゆ
)
の役場へ出惣内夫婦昨夜
大井河原
(
おほゐがはら
)
下伊呂村にて切殺され
罷在
(
まかりある
)
由人の知せにより
早速
(
さつそく
)
馳付
(
はせつけ
)
見屆候處全く同人夫婦に相違無之其傍邊に九助の紙入
落
(
おち
)
之有
(
これある
)
により同人所
業
(
わざ
)
と存じ候旨訴へに及びけり
茲
(
こゝ
)
に又九助の女房お節は
今年
(
ことし
)
は
實母
(
じつぼ
)
の七
回忌
(
くわいき
)
にも當るに付上
新田
(
しんでん
)
村
無量庵
(
むりやうあん
)
の
住職
(
ぢうしよく
)
大源
(
だいげん
)
和尚と申は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はせつけ(馳付)の例文をもっと
(1作品)
見る
馳着
(逆引き)
刺し去より後藤は夫婦の者に向ひヤレ/\危き事でありしが
最早
(
もはや
)
我等が
馳着
(
はせつけ
)
たる上は心安く思はるべし
然
(
され
)
ど御浪人には強き
怪我
(
けが
)
もなかりしやと云に夫婦の者は大いに
悦
(
よろこ
)
び
何
(
いづ
)
れの御方かは存ぜねども
※
(
はか
)
らず我々が
危難
(
きなん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何
(
いづ
)
れに居らるゝやと
云
(
いひ
)
ければ亭主八五郎然ればなり其病人と申は
多分
(
たぶん
)
今晩
(
こんばん
)
旅人
(
りよじん
)
に怪我の
有
(
ある
)
筈
(
はず
)
ゆゑ
急度
(
きつと
)
今に參るならんといふに醫師は大いに
不審
(
いぶかり
)
然樣か夫は餘り
手廻
(
てまは
)
し
過
(
すぎ
)
たりシテ其怪我人のあらんと云事は如何の
譯
(
わけ
)
なりやと申ければ八五郎は浪人夫婦の事より後藤半四郎が
助
(
たすけ
)
に
馳着
(
はせつけ
)
し始末等
委細
(
ゐさい
)
に物語りなどして居たりしが亭主は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
はせつけ(馳着)の例文をもっと
(1作品)
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