“實母”のいろいろな読み方と例文
新字:実母
読み方割合
じつぼ66.7%
うみはは33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女かのぢよは、片山かたやま一人ひとりためには、過去くわこの一さいてた。肉親にくしんともたなければならなかつた。もつとも、母親はゝおや實母じつぼではなかつた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
加へ亦城富も孝行をつくし居たり時に享保きやうほ八年に至り實父富右衞門の災難さいなんのことどもを實母じつぼのお峯が來り委細ゐさいに物語りしければ城富は是を聞き大いにおどろき甚だかなしみつゝ涙を流し只一心に神佛を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
よろづの實母うみははおほみ慈悲の
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)