“大井河原”の読み方と例文
読み方割合
おほゐがはら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大井河原おほゐがはらに於て殺したるぞ願人九郎兵衞夫婦よりの願書前に讀聞よみきかせたれば承知しようちならん一々覺え有るか何ぢやと尋問たづねらるゝに九助ははら/\と涙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
落し置是でよしとて翌朝領主りやうしゆの役場へ出惣内夫婦昨夜大井河原おほゐがはら下伊呂村にて切殺され罷在まかりある由人の知せにより早速さつそく馳付はせつけ見屆候處全く同人夫婦に相違無之其傍邊に九助の紙入おち之有これあるにより同人所わざと存じ候旨訴へに及びけりこゝに又九助の女房お節は今年ことし實母じつぼの七回忌くわいきにも當るに付上新田しんでん無量庵むりやうあん住職ぢうしよく大源だいげん和尚と申は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)