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のろのろ
ふりがな文庫
“のろのろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ノロノロ
語句
割合
鈍々
33.3%
呪々
16.7%
徐々
16.7%
緩々
16.7%
遅々
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鈍々
(逆引き)
今になつて考へて見ても随分好い感じのしない
女
(
ひと
)
で、尻の大きい、肥つた、夏時などは
側
(
そば
)
へ寄ると
臭気
(
にほひ
)
のする程無精で、
挙動
(
ものごし
)
から言葉から、半分眠つてる様な、小児心にも
歯痒
(
はがゆ
)
い位
鈍々
(
のろのろ
)
してゐた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
のろのろ(鈍々)の例文をもっと
(2作品)
見る
呪々
(逆引き)
多くの
語
(
かた
)
り
詞
(
ごと
)
を、絶えては考え継ぐ如く、語り進んでは途切れ勝ちに、
呪々
(
のろのろ
)
しく、くねくねしく、独り語りする語部や、
乳母
(
おも
)
や、
嚼母
(
まま
)
たちの唱える
詞
(
ことば
)
が、今更めいて、寂しく胸に
蘇
(
よみがえ
)
って来る。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
のろのろ(呪々)の例文をもっと
(1作品)
見る
徐々
(逆引き)
と、アンドレイ、エヒミチは
頭
(
かしら
)
を
振
(
ふ
)
りながら、
相手
(
あいて
)
の
眼
(
め
)
を
見
(
み
)
ずに
徐々
(
のろのろ
)
と
話出
(
はなしだ
)
す。
彼
(
かれ
)
は
話
(
はなし
)
をする
時
(
とき
)
に
人
(
ひと
)
の
眼
(
め
)
を
見
(
み
)
ぬのが
癖
(
くせ
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
のろのろ(徐々)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
緩々
(逆引き)
出からしになつた急須の茶滓を茶碗の一つに空けて、机の下から小さい
葉鉄
(
ブリキ
)
の茶壺を取出したが、その手付がいかにも
懶
(
ものぐ
)
さ
相
(
さう
)
で、私の様な気の早い者が見ると、もどかしくなる位
緩々
(
のろのろ
)
してゐる。
札幌
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
のろのろ(緩々)の例文をもっと
(1作品)
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遅々
(逆引き)
若い者のひとりが見えがくれにそのあとを
尾
(
つ
)
けると、かれは浅草の方角に向って
遅々
(
のろのろ
)
とたどって行った。
半七捕物帳:30 あま酒売
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
のろのろ(遅々)の例文をもっと
(1作品)
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