“しず/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
徐々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... しめて来たまえ(大)夫や実に難有ありがた畢生ひっせい鴻恩こうおんだ」谷間田は卓子ていぶるの上の団扇うちわを取り徐々しず/\と煽ぎながら少し声を低くして
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
一丁ふえた三味線の音は益々景気づき、丁度牛が馬鹿囃しの響きに促されて、花車だしを挽くように、船も陽気な音曲の力に押されて、徐々しず/\と水上を進むように思われます。
幇間 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
徐々しず/\と倉子を慰めし末
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)