“じょじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徐々97.4%
舒徐2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自然界の変動が目に見えざる如くにしてしかも徐々じょじょとして行わるるが如く、人の生命もまた徐々として絶たるるというのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
このような境遇きょうぐうと環境の中にあって私の親馬鹿が徐々じょじょに、そして確実な経験と径路を辿たどって完成されていったことは、もはや説明の必要もあるまい。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
富貴ふうき名誉めいよ、道徳より来たるものは、山林中の花の如く、おのずから是れ舒徐じょじょ繁衍はんえん、功業より来たるものは盆榼中ぼんこうちゅうの花の如く、便たちま遷徙せんし廃興はいこうあり。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)