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しづ/\
ふりがな文庫
“しづ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
徐々
50.0%
靜々
25.0%
静々
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徐々
(逆引き)
二人の騎士は主君より拝領なせし領土をさして、カルパシヤの山麓を、
徐々
(
しづ/\
)
と駒を進めたり。イワンは
後方
(
しりへ
)
にわが
息
(
こ
)
をば、鞍に結びて乗せ行けり。はや黄昏の頃ほひなりしが、尚も先へと進み行く。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:03 怖ろしき復讐
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
しづ/\(徐々)の例文をもっと
(2作品)
見る
靜々
(逆引き)
申上れば然ば明朝は
未明
(
みめい
)
彼
(
かれ
)
に先立出立せん其用意致すべしと
觸出
(
ふれいだ
)
されける然ば其夜何れも
寢
(
ね
)
る者なく
早
(
はやく
)
も用意に及び
寅
(
とら
)
の
刻
(
こく
)
にも成ければ出立いたされ
暗
(
くら
)
きに
靜々
(
しづ/\
)
と同勢を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
天一坊へ申傳へるに伊豆守役儀と有ば是非に及ばず又明日參るべしとの事にて
頓
(
やが
)
て
歸館々々
(
きくわん/\
)
と
觸出
(
ふれだ
)
しければ天一坊は
上段
(
じやうだん
)
の間より
靜々
(
しづ/\
)
と下り立ちけるに引續いて常樂院大膳左京右門の
輩
(
ともが
)
ら
玄關
(
げんくわん
)
指
(
さし
)
て
歩行
(
あゆみ
)
けり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
しづ/\(靜々)の例文をもっと
(1作品)
見る
静々
(逆引き)
相生町
(
あひおひちやう
)
の坂の方からは、送別の旗を先に立て、近在の
壮年
(
わかもの
)
らしい連中がいづれも美しく飾つた馬に載せられて、村の人達に前後を護られながら、
静々
(
しづ/\
)
と引かれて来た。
突貫
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
しづ/\(静々)の例文をもっと
(1作品)
見る
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