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靜々
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しづ/\
ふりがな文庫
“
靜々
(
しづ/\
)” の例文
新字:
静々
申上れば然ば明朝は
未明
(
みめい
)
彼
(
かれ
)
に先立出立せん其用意致すべしと
觸出
(
ふれいだ
)
されける然ば其夜何れも
寢
(
ね
)
る者なく
早
(
はやく
)
も用意に及び
寅
(
とら
)
の
刻
(
こく
)
にも成ければ出立いたされ
暗
(
くら
)
きに
靜々
(
しづ/\
)
と同勢を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
天一坊へ申傳へるに伊豆守役儀と有ば是非に及ばず又明日參るべしとの事にて
頓
(
やが
)
て
歸館々々
(
きくわん/\
)
と
觸出
(
ふれだ
)
しければ天一坊は
上段
(
じやうだん
)
の間より
靜々
(
しづ/\
)
と下り立ちけるに引續いて常樂院大膳左京右門の
輩
(
ともが
)
ら
玄關
(
げんくわん
)
指
(
さし
)
て
歩行
(
あゆみ
)
けり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
靜々
(
しづ/\
)
と
鳴
(
なら
)
して出來るは是なん
赤川大膳
(
あかがはだいぜん
)
なり
頓
(
やが
)
て座に就て申樣
拙者
(
せつしや
)
は徳川天一坊殿
家來
(
けらい
)
赤川大膳と申者なり何等の
御用向
(
ごようむき
)
にて參られしと
尋
(
たづね
)
ければ
與力等
(
よりきら
)
は
平伏
(
へいふく
)
して私し共は
當月番
(
たうつきばん
)
町奉行松平日向守
組與力
(
くみよりき
)
堀十左衞門片岡逸平なり奉行日向守申付には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
靜
部首:⾭
16画
々
3画
“靜”で始まる語句
靜
靜寂
靜謐
靜歌
靜岡
靜穩
靜止
靜修庵
靜乎
靜息