“赤川大膳”の読み方と例文
読み方割合
あかがはだいぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時上段のみすの前には赤川大膳あかがはだいぜん藤井左京ふぢゐさきやうの兩人繼上下つぎかみしもにて左右に居並び常樂院天忠和尚てんちうをしやう披露ひろうにつれ大膳が簾をまけ雲間縁うんけんべりでふの上ににしきしとねしき天一坊安座し身には法衣ころもを着し中啓ちうけい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
奪取うばひとりたれば江戸は面倒めんだうなるべししかず此より上方に取てかへし中國より九州へわたらんにはとつひに四國に立越たちこえしが伊豫國なるふぢはらと云ふ山中に來り爰に一個ひとつ隱家かくれがを得て赤川大膳あかがはだいぜんと姓名をへんじ山賊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
靜々しづ/\ならして出來るは是なん赤川大膳あかがはだいぜんなりやがて座に就て申樣拙者せつしやは徳川天一坊殿家來けらい赤川大膳と申者なり何等の御用向ごようむきにて參られしとたづねければ與力等よりきら平伏へいふくして私し共は當月番たうつきばん町奉行松平日向守組與力くみよりき堀十左衞門片岡逸平なり奉行日向守申付には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)