“のりぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乗地60.0%
乘地40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厭(いとは)しげに宮の余所見(よそみ)せるに、乗地(のりぢ)の唯継は愈(いよい)よ声を作りて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
乘地(のりぢ)に成(な)つて居(ゐ)た爺(ぢい)さんは少(すこ)し白(しろ)い膜(まく)を以(もつ)て掩(おほ)はれた樣(やう)な眼(め)を睜(みは)つて稍(やゝ)辟易(へきえき)した。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
此處(こゝ)にをかしき一條(でう)の物(もの)がたりと少(すこ)し乘地(のりぢ)に聲(こゑ)をはづますれば。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「菓子(くわし)なんぞまた盜(と)つちや畢(を)へねえぞ、うむ、そつちの方(はう)の酒樽(さかだる)ん處(とこ)にも立(た)つてゝ飮(の)み口(ぐち)でも引(ひ)つこ拔(ぬ)かねえで貰(もら)あべえぞ、みんな」と痘痕(あばた)の爺(ぢい)さんは獨(ひと)り乘地(のりぢ)に成(な)つていふのであつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「そんぢや勘次(かんじ)さんおめえ幾(いく)つでえ」相手(あひて)は乘地(のりぢ)になつて聞(き)いた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)