“ねんちやくりよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
粘着力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等かれらはそれから貴重きちよう呼吸器こきふきであつた枯葉かれはを一まいでもえだからはなすまいとしまたはなれまいとしてる。生育せいいく機能きのう停止ていしされるととも粘着力ねんちやくりよくうしなふべきはず葉柄えふへい確乎しつかりたもたれてある。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
このすなたゞ細微さいびなるばかりではなく、一種いつしゆ不可思議ふかしぎ粘着力ねんちやくりよくいうしてるので、此處こゝ陷落かんらくしたものあがらうとしてはすべち、すべちてはすなまとはれ、其内そのうち手足てあし自由じゆううしなつて