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でんしゃみち
ふりがな文庫
“でんしゃみち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
電車道
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
電車道
(逆引き)
炎天、
日盛
(
ひざかり
)
の
電車道
(
でんしゃみち
)
には、
焦
(
こ
)
げるような砂を浴びて、
蟷螂
(
とうろう
)
の
斧
(
おの
)
と言った強いのが普通だのに、これはどうしたものであろう。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼
(
かれ
)
らは、
電車道
(
でんしゃみち
)
を
横切
(
よこぎ
)
って、
緑
(
みどり
)
の
樹
(
き
)
がたくさん
目
(
め
)
に
入
(
はい
)
る、
静
(
しず
)
かな、せみの
鳴
(
な
)
き
声
(
ごえ
)
のする、
涼
(
すず
)
しい
道
(
みち
)
を
急
(
いそ
)
いだのであります。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
埼玉
(
さいたま
)
や、
茨城
(
いばらき
)
の
方
(
ほう
)
からくるんだ。
大
(
おお
)
きな
石
(
いし
)
を
機械
(
きかい
)
にかけて、こんなに
細
(
こま
)
かにして、
電車道
(
でんしゃみち
)
や、
河川工事
(
かせんこうじ
)
に
使
(
つか
)
うのさ。」と、その
男
(
おとこ
)
は、
答
(
こた
)
えました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日
(
ひ
)
ごろ、お
母
(
かあ
)
さんに、
電車道
(
でんしゃみち
)
へいって、
遊
(
あそ
)
んではいけないと、
堅
(
かた
)
くいいきかされているので、それが
頭
(
あたま
)
に
浮
(
う
)
かぶと、
敏
(
とし
)
ちゃんは、どうしようかと
返事
(
へんじ
)
に
迷
(
まよ
)
いました。
白い雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かれは、はりきった
気持
(
きも
)
ちで、
胸
(
むね
)
をそらし、
両足
(
りょうあし
)
に
力
(
ちから
)
を
入
(
い
)
れて、
電車道
(
でんしゃみち
)
を
歩
(
ある
)
いていったのでした。
戦争はぼくをおとなにした
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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