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であは
斯うした
地主にばかり
出會して
居れば
文句は
無いなど
戯れつゝ、
其方を
發掘に
掛つたが、
此所は
未だ三
千年來手のつかぬ
處であつて、
貝層の
具合が
大變に
好い。
致すか
何ぢや京都に居る時平左衞門のみ
出會て外の者には
出會ざりしか此儀は何ぢやと有に
願山恐れながら
然樣の儀には御座なく平左衞門事は
彼の
地にて
別段懇意に致せしゆゑ
渠の世話は仕つりしと云へば大岡殿
是さ願山汝
如何程申ても申口が
闇し平左衞門
其方何にか
由縁にてもあるか又は