“ぢやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヂヤク
語句割合
持藥40.0%
20.0%
20.0%
持薬20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文句もんく色々いろ/\へて、あるひつよく、あるひよわく、あるひのゝしり、あるひはふざけ、種々樣々しゆ/″\さま/″\こといてやつた。中途ちうとへたたれてはまつたてき降伏かうふくするわけだから、れい持藥ぢやくのつもりで毎日まいにちいた。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
三九七 人あり一切の結を斷ち、決して憂慼せず、ぢやくを去り繋を離れたるを我は婆羅門と謂ふ。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
四一九 一切有情の死と又生とを知り、ぢやくなく、幸にして、覺悟せる人を我は婆羅門と謂ふ。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
されど禅悦ぜんえつぢやくするも亦是修道の過失あやまちと聞けば、ひとり一室に籠り居て驕慢の念を萠さんよりは、あゆみを処〻の霊地に運びて寺〻の御仏をも拝み奉り、勝縁しようえんを結びて魔縁を斥け
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
世情は常に眼前にぢやくして走り天理は多く背後にあらはれ来るものなれば、千鐘の禄も仙化せんげの後には匹夫の情をだに致さする能はず、狗馬くばたちまちに恩を忘るゝとももとより憎むに足らず
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
持薬ぢやくをのむがごとくにも我はおもへり
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)