“きの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キノ
語句割合
喜乃33.3%
気乗22.2%
喜野11.1%
昨日11.1%
11.1%
11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あ、お喜乃きのさんか。待っていたんだ。——はいりな、そこを閉めて」
治郎吉格子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほら、日が合ってましょう。それから気を着けると、いつかも江戸町のお喜乃きのさんが、やっぱり例の紛失で、ブツブツいってけえったッけ、翌日あくるひの晩方、わざわざやって来て、
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あんまり気乗きのりもせずにそっちへ行ってみました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
前回ぜんかい竜宮行りゅうぐうゆきのおはなしなんとなく自分じぶんにも気乗きのりがいたしましたが、今度こんどはドーも億劫おっくうで、おくれがして、ろうことなら御免ごめんこうむりたいようにかんじられてなりませぬ。
喜野きの、お酌ぎ……その旦那はな、弥次郎兵衛様じゃで、喜多八さんにお杯を上げなさるんや。」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
やす それから、おつ母さん、昨日きのん話や、どぎやんしゆうかな。バツケエの話くさい。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
○秋山の人はすべて冬もきのるまゝにてす、かつ夜具やぐといふものなし。
幾らだと訊くと、「まあ、ずつと見切つた所で一万円」といふので、大抵の人は肝腎の仏画は見ないできの氏の顔を見て笑つて済ましてゐる。