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気乗
ふりがな文庫
“気乗”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣乘
読み方
割合
きのり
62.5%
きの
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きのり
(逆引き)
自分は
気乗
(
きのり
)
のしないのを、無理にペンだけ動かしつづけた。けれども多加志の泣き声はとかく神経にさわり勝ちだった。
子供の病気:一游亭に
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
自分の頭はまたそれに対して
気乗
(
きのり
)
のした返事をするほど、穏かに澄んでいなかった。彼は折を見て、ある候補者を自分に紹介すると云った。自分は生返事をして彼の家を出た。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
気乗(きのり)の例文をもっと
(5作品)
見る
きの
(逆引き)
「どうしたのですか? お
父
(
とう
)
さん。」と、
息子
(
むすこ
)
は、なにをいっても、
父親
(
ちちおや
)
が
気乗
(
きの
)
りをしないので、
心配
(
しんぱい
)
して
問
(
と
)
うたのでありました。
山へ帰りゆく父
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
どうせそれが頭にあるから壺穴までそんな
工合
(
ぐあい
)
に見えたんだと思いながら、あんまり
気乗
(
きの
)
りもせずにそっちへ行ってみました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
気乗(きの)の例文をもっと
(3作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“気乗”で始まる語句
気乗薄
検索の候補
乗気
乗気味
大乗気
気乗薄
“気乗”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
斎藤茂吉
石川啄木
夏目漱石
泉鏡花
宮沢賢治
芥川竜之介
小川未明