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気乗
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きの
ふりがな文庫
“
気乗
(
きの
)” の例文
旧字:
氣乘
「どうしたのですか? お
父
(
とう
)
さん。」と、
息子
(
むすこ
)
は、なにをいっても、
父親
(
ちちおや
)
が
気乗
(
きの
)
りをしないので、
心配
(
しんぱい
)
して
問
(
と
)
うたのでありました。
山へ帰りゆく父
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
どうせそれが頭にあるから壺穴までそんな
工合
(
ぐあい
)
に見えたんだと思いながら、あんまり
気乗
(
きの
)
りもせずにそっちへ行ってみました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
前回
(
ぜんかい
)
の
竜宮行
(
りゅうぐうゆき
)
のお
話
(
はなし
)
は
何
(
なん
)
となく
自分
(
じぶん
)
にも
気乗
(
きの
)
りがいたしましたが、
今度
(
こんど
)
はドーも
億劫
(
おっくう
)
で、
気
(
き
)
おくれがして、
成
(
な
)
ろうことなら
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
こうむ
)
りたいように
感
(
かん
)
じられてなりませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
“気乗”で始まる語句
気乗薄