“さくじつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昨日95.1%
朔日4.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『丑松の奴がいろ/\御世話様に成りますさうで——昨日さくじつはまた御出下すつたさうでしたが、生憎あいにくと留守にいたしやして。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
なす治助なるか御意ぎよいに御座りますと答るにコレ此請取に覺えあるかと尋ねければ治助は是を見て此請取は昨日さくじつ廣小路ひろこうぢの店にてあきなひを致し手付てつけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
嘉永六年癸丑きちゅう 十年四方に遊学の公許を受く。六月朔日さくじつ、江戸に着す。六月三日、米国水師提督彼理ペリー浦賀に来る。七月、家定将軍となる〔温恭公〕。七月、露艦長崎に来る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
正保しょうほう四年丁亥ていがい十二月朔日さくじつ
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)