“ちゝうへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
父上100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取計ひ申べくと云ければ伊賀亮此よし披露ひろうに及ぶ簾の中より天一坊は越前目通りゆるすとの言にて簾をきり/\と卷上まきあげ天一坊堂々と越前守にむかひ越前予に對し無禮過言せしは父上ちゝうへの御爲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ヹローナからの音信たよりぢゃ! どうぢゃ、バルターザー! 御坊ごばうからの消息たよりかったか? ひめ如何どうぢゃ、父上ちゝうへ御無事ごぶじか? ヂュリエットはなにとしておゐやる? づ、それをかう
目鼻めはなだちの何處どこやらが水子みづこにてせたる總領そうりやうによくたりとて、いまはなきひとなる地主ぢぬし内儀つま可愛かあいがられ、はじめはお大盡だいじん旦那だんなたつとびしひとを、父上ちゝうへぶやうにりしは其身そのみ幸福しやわせなれども
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)