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おとうさま
ふりがな文庫
“おとうさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
阿父様
66.7%
御父様
20.0%
父上
6.7%
阿爺
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿父様
(逆引き)
若い令嬢二人は、漱石氏の口から軽い皮肉が転がり出る度にかうした
阿父様
(
おとうさま
)
を持つ事が出来た自分達の仕合せを喜んでゐるらしかつた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
おとうさま(阿父様)の例文をもっと
(10作品)
見る
御父様
(逆引き)
「御姫様、御姫様、
私
(
わたくし
)
が御迎えにまいりましたから、もう御心配には及びません。さあ、早く、
御父様
(
おとうさま
)
の所へ御帰りになる御仕度をなすって下さいまし。」
犬と笛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おとうさま(御父様)の例文をもっと
(3作品)
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父上
(逆引き)
私には昔から
如何
(
どう
)
いう者か
此
(
この
)
疑
(
うたがい
)
があるので、始終胸を痛めて
居
(
お
)
るので御座ます、知らして益のない秘密だから
父上
(
おとうさま
)
も黙ってお居でになるのでしょうけれど、私は是非それが知りたいので御座います。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
これ
限
(
ぎ
)
りの話だよ、
誰
(
たれ
)
にも
知
(
しら
)
してはなりませんよ。私が
未
(
ま
)
だ若い時分、お里の
父上
(
おとうさま
)
に
縁
(
えんづ
)
かない前に
或
(
ある
)
男に言い寄られて
執着
(
しゅうねく
)
追い
廻
(
まわ
)
されたのだよ。けれども私は
如何
(
どう
)
しても其男の心に従わなかったの。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
おとうさま(父上)の例文をもっと
(1作品)
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阿爺
(逆引き)
「そう
阿爺
(
おとうさま
)
の悪口をおっしゃらなくってもいいわ。兄さんだって、もう書生じゃないから西洋菓子を食べたって大丈夫ですよ」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
阿爺
(
おとうさま
)
のよ」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おとうさま(阿爺)の例文をもっと
(1作品)
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