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御父様
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おとうさま
ふりがな文庫
“
御父様
(
おとうさま
)” の例文
旧字:
御父樣
「もし、
夫
(
それ
)
が気になるなら、
私
(
わたくし
)
の方は
何
(
ど
)
うでも
宜
(
よ
)
う
御座
(
ござ
)
んすから、
御父様
(
おとうさま
)
と
仲
(
なか
)
直りをなすつて、今迄通り御
交際
(
つきあひ
)
になつたら
好
(
い
)
いぢやありませんか」
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「御姫様、御姫様、
私
(
わたくし
)
が御迎えにまいりましたから、もう御心配には及びません。さあ、早く、
御父様
(
おとうさま
)
の所へ御帰りになる御仕度をなすって下さいまし。」
犬と笛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
今
(
いま
)
貴方
(
あなた
)
の
御父様
(
おとうさま
)
の
御話
(
おはなし
)
を
伺
(
うかゞ
)
つて見ると、
斯
(
か
)
うなるのは始めから
解
(
わか
)
つてるぢやありませんか。
貴方
(
あなた
)
だつて、其位な事は
疾
(
と
)
うから気が
付
(
つ
)
いて
入
(
いら
)
つしやる筈だと思ひますわ
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
主人 (なだめるように)まあ、あなたなどは
御年若
(
おとしわか
)
なのですから、
一先
(
ひとまず
)
御父様
(
おとうさま
)
の御国へお帰りなさい。いくらあなたが
騒
(
さわ
)
いで見たところが、とても黒ん坊の王様にはかないはしません。
三つの宝
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“御父”で始まる語句
御父
御父上
御父樣