“御父上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとうさん50.0%
おんちちうえ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きこの安東あんとう村に居るんです。貞造と申して、以前御宅の馬丁べっとうをしたもので、……夫人おくさん、貴女の、実の……御父上おとうさん……」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「その……手紙を御覧なさいましたら、もうお疑はありますまい。それは貴女の御父上おとうさん英臣ひでおみさんが、御出征中、貴女の母様おっかさんが御宅の馬丁貞造と……」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
御父上おんちちうえ景行天皇けいこうてんのうは、おん年百三十七でおかくれになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)